写真家とカメラマン。プロとアマチュアの違いは?
『写真家』と『カメラマン』
今や世界中で何十億人??って位の人が、カメラ付きの携帯電話を持って、日々インターネット上に画像を投稿している。
こういう状況に有るので、言うなれば今は殆どの人が『報道カメラマン??』『写真家??』と言っても良いくらいの感じになっていますね。
私も気になったので、『写真家』と『カメラマン』の違いについて調べてみました。
各人、定義は色々ですが、
『写真家』
写真で生計を立てているのではなく、写真を介在として芸術・自己表現をする人。
芸術性が強い写真を撮る方々。
『カメラマン』
写真で生計を立てていて、食べていくための職として、写真を撮っている人。
写実的な写真を主にメインに撮られる方々。
カメラマンと写真家とは言葉のニュアンスの違いなので、区別する事自体するべきでは無いかもしれません。
ただ、分けるとしたら
『アマチュア写真家』・『アマチュアカメラマン』、『プロ写真家』・『プロカメラマン』と大きく分けて4つ位のカテゴリー位に分けられると思います。
調べて分かったのが、私が以前熱心に行っていた『自転車競技』と同じ様な世界で有るという事。『プロ』という事を名乗るには自称でも他称でも名乗る事は出来る様です。
(公にプロと名乗ろうと思うと、写真家・カメラマン所属組織が有る様ですが。)
スポーツの分野でも同じ様に、アマチュアでも一定のレベルを超えると確かに「私はプロです。と言っても良いかなぁ」という感じです。
スポーツをしていた時に自覚をしましたが、『プロ』と名乗るには『その分野で飯を食べていくこと』だと思うんです。
ですから、『写真家』と『カメラマン』の違いというよりは、「『プロ』が付くか付かないかじゃないか?」と思います。
芸術の分野では『飯を食べていくこと』と『表現したい・やりたい事』が同一線上に並ばない事が殆どの様です。この葛藤、確かに分かります。
他の職業でもそうでしょうか??
「売れる・買ってもらう作品を作るのか?」、「表現したい・伝えたい事を作品に仕上げるのか?」表現したい事・伝えたい事が作品として仕上がったとしても、共感・吸収・取り上げられなくては単なる自己満足でしか有りません。
難しいですね。。。。笑
芸術家は『画家・彫刻家・絵師・陶芸家・作家・写真家・デザイナー等』多岐にわたります。
芸術を生業として生活をしたいと考えている人でも、芸術=生活に直ぐに結びつく訳では無いので、大方の方はアルバイトや契約社員等を続けながら、自らの作品を発表していっているのではないでしょうか。
文字では伝えられ無い事を絵や写真、立体・触感を通して伝えていく。
一足飛びに物事は進まないのですが、「私なりの切り口で様々な事を伝えていけたら」と思う今日この頃です。
梅が咲き誇っています。寒くなって暑くなって、春を迎えるんですね。