hisa日記

日本と台湾とのお手伝いを自分らしさを発揮してブログを通し、発信していけたらと思います。

帰国

昨日帰国しました。イスラマバードを出たのが22時30分頃で北京に着いたのが朝の7時半位。
北京で駐機後、東京成田へ向けて出発しました。成田着は13時半頃、客室乗務員やパイロットも本当にお疲れ様です。
一日中飛行機に乗っていたといっても良いくらいでトランジットの関係で伊丹に着いたのが20時でした・・・

レースのほうは、やはり海外レースでした。。。(当たり前か!)レースのスピードは日本よりも上で路面も当然悪いし
日本と違って戦い方が根本から違う気がしました。
一日目は8.5キロほどの周回コースを15周回でした。始めはオッソイな〜と思っていたのも束の間でペースが上がると日本以上になり、切れる選手が続々と現れました。完走はしたけど納得のいかないレースでした。風も結構あって平地で走れる力と自分自ら動く力とすべて必要でした。
二日目はヒルクライムでした。が!ヒルクリテリウム!!でした????。日本じゃ一体何??という感じですが登って降りてを二回繰り替えすのです。
ということは、下りも全開で降りないと追いつかれるし登りのアドバンテージもパーに。。。また、2回登るとあって一回目全開で登ると足が無いという状態に陥るのでレースの組み立て方が難しかったです。
案の定一本目は30キロ前後の早いペースで登りました。下りは60キロから70キロ位かな?二本目は予想通りイランチームが全開でアタック!!恐らく35キロ位出てたのでは?無いのか・・・
フラフラ状態ではなかったけど付いていける事も出来たレースやったので悔しいです。前半の組み立て方次第だと思った。
3日目は公園内の周回コースで20周する。
公園内は砂利道があったりして決して良い道ではないのでパンクする可能性が大きいと感じた。
そしてパンクした!!スタート地点に近いところだったので交換も早かったけどレースのペースも早かったので置いてけぼり・・・
さすがにまずいので追うも捕まらずに離されていく。同じようにちぎれたメンバーと周回を重ねてゴールしました。
情けないけどコレが今の実力か〜
昨年12月に走ったサウスオブチャイナシーからまともなレースは初で海外レースのレース感が鈍っていたし、僕自身のレース感も鈍っていた。
でも、海外に行くと自転車選手の存在って言うのはすごい確立されていることを認識する。
日本では自転車選手をスポーツ選手として見る眼が無いに等しいけど、向こうでは違う。勝つ為にレースに行く(コレは日本でも同じだけど)その為に掛かる費用や要求、食事や選手一人ひとりに対しての物品等全てレースの為と言うのが海外のレースに行くと思う。練習に対しても同じことが言える。
日本では遠慮しがちなところも決して遠慮しない(俺は自転車選手だ!と我がもの顔で行動するのではないので、誤解せぬよう)
自転車レースをする為にまた勝つ為に何が必要なのかを良く理解して行動するという当たり前の事なんだけど日本ではなかなか出来ない事が海外では出来るという点が素晴らしいです。全ては勝利の為に!!という点ですけど、日本の実業団レーサーでも自転車の事だけ考えて日々生活している方はそうそう居ないのでは無いのでしょうか?(仕事やアルバイトや何だらかんだら考えてると思う)
僕は、自転車選手のプロなんだ!という今まであまり感じていなかった、自分自身の中での意識改革を進める必要がありそうです。

パキスタンで泊まっていた宿ではどうもインターネットが使えたようでした。無線もいけたようだから持って行っていても良かったかも。
パキスタンでの事はまた追々書いていきますね!水は直接飲めないけどそれ以外はパキスタンでも日本と同じ生活が出来ますよ!