hisa日記

日本と台湾とのお手伝いを自分らしさを発揮してブログを通し、発信していけたらと思います。

手伝い最終日

明日が最終日ですが、1日中手伝いするのは今日が最後。午前中までに出荷作業を行って昼からはリンゴの袋とり。

3日間共に過ごした援農メンバーも今日の昼で1人帰り、夜の夜光バスでまた1人が帰宅と段々寂しくなりました。今回一緒に過ごしたメンバーも大学4回生だったので「卒論がぁ〜」と言ってましたが新たな進路は既に決定済みでありました。大学のサークル繋がりとかで毎年こちらの農場には学生が出入りしているようですが、社会人になっていく方々を見送って行くと言うのはまた何か考え深いものが有りますね。


3日間体験してみて結論としては「まだ全生命を農業に授ける事は出来ないな」と思いました。ただ、「やり方次第では先が無限に有るので、面白い職業だしやりがいは絶対有るな」と思った。


理想と現実が違うように農の現場でも同じことが起こってます。農業は片手間では出来ないと思うと同時に、一度手をつけると引くことはかなり難しい職業です。要は腹をくくらないと手を出してはならないということ。


工業製品の様に「今回生産が多かったからラインを絞ろう」なんて事がしにくい。天候任せの部分が多く本当に当てになりません。「近年の天候不順や経済情勢等様々な要因が関与して農産物の相場・価格も安定しない」と『のろまん農場さん』も言ってました。


ましてやド素人が全て1から始めるとなると苦労はしれた物ではない。よっぽどの転機が訪れない限り「暫く自分の農業構想はお預けだな」と思いました。だってまだ「朝5時に起きるくらいなら自転車の朝練に行ってもがいている方が自分に有ってる」と思えますから(笑)。