台湾のゴミ事情。何故週に何回も来るのか?
以前にも少し書いた台湾と日本とのゴミ回収事情です。
日本では可燃ゴミの回収は1週間に殆どの地域で2回が標準だと思います。
資源ゴミや不燃物、大型ゴミ等は月に1回では無いでしょうか?
こちら台湾では可燃ゴミは私の住んでいる地区で週に4回有ります。資源ゴミ回収は週2回。冬に来た時は「なんでこんなに多いのだろう??週に2回でも十分だと思うんだけどな。。。」と考えていました。
ですが、春になって夏の気温になった途端に意味が分かりました。
日本でもここ最近は夏の気温が35度以上の猛暑日が続く日々ですが、台湾では既に35度近い気温です。そうなると、『ゴミ=虫の発生』が避けられない事態となります。
連日の猛暑が春先の3月末辺りから9月か10月位まで続くようです。
そうなりますとゴミを家の中に置いておく事は出来ませんね。。。
自炊をされる家庭が少ないとは言うものの、多かれ少なかれ家庭ゴミは絶対に出ます。
日本の様に週2回のゴミ回収だったらどうなるのか??
チョッと部屋の中を清潔に保つ事が難しくなるでしょう。台湾は知っている様にトイレの紙も可燃ゴミとして捨てなければなりません。トイレに流せれば良いのですが、そういう文化では無いので仕方ありません。その様な諸々の事情が重なった上でのゴミ回収の頻度なのですね。
私の地域は週に4回ですが、飲食店の多い地域に住んでいる方の話では「私の地域は毎日ゴミ回収があるよ」と言っていました。
ゴミの分別は地方によって違う様なのですが、私の住んでいる市では資源ごみと可燃ゴミを分けるだけ。資源ごみには『マーク』が有って、それが付いているものは片っ端から資源ごみとして分類。
学生が住んでいる寮や、マンションでは、日本のマンションの様に一階にゴミ置き場が有ってそこに持っていけば良いらしいです。そう言ったゴミ置き場が無い家はゴミ回収車が来たら自分で放り込むシステム。
回数多く来てくれるのですけれど、日本の様に朝に回収するシステムでは有りません。
今まで暮らしてきて、何処の町でも大体が夕方から夜にかけて。
「不自由だ」と思う事は無くなりましたが、資源回収が火曜日と土曜日で、土曜日に観光をしに遠出をするとゴミ回収の時間に間に合わない事が度々有りました。
日本の様にゴミの回収指定場所に出しておいたら持って行ってくれるので有れば凄く楽なのだけれど、自分でゴミ回収車に持って行かない限りゴミが無くなる事が無いと言うのは少し不便かも。
この回収マークが有るのが全て資源ゴミとして回収される物です。
どういう処理方法で処理されているのかは分かりませんが、とにかく迷わず『資源ごみ』で。