友達の見送りと中国語
前回のブログから日にちが空いてしまいました。
台風が矢継ぎ早に来たのが影響しているのか、最近の台湾の夜は涼しいです。
私と同じ様に台湾へ来ていた学生が日本に帰るとの事で『さよならパーティー』ではないですが、食事をしてきました。「振り返れば早いんじゃない?」と聞くと、「そうですね〜。振り返れば早いと感じます。来た時は一日一日が凄く長かったけれど。。。」と言っていました。私も同じく今から振り返れば、来た時は一日が凄く長く感じていました。しかし、今はかなり早い感じがします。
その友達は帰国後にアルバイトの予定が有って、また次の滞在地へ行く様。
中国語の勉強も継続していく様です。
私が来てから本当に数多くの学生が帰国していきました。私もその一員に後数ヶ月すれば成る訳ですが、昨年の今頃はまだ日本の実家に居て台湾での生活、こちらの学生・先生と会う事なんて想像も出来なかったから不思議な感じを持っています。
「この一年でどれだけ自分が変わったか?」と考えると、中国語能力は来る前と比べてかなり上がったと思います。日常会話にしても自分が言おうとしている事は伝えられる様に成ってきました。しかしながら、語学に関しては「1日・2日では全く歯が立た無い」という事も身を持って体験し経験しています。
語学は『毎日耳にして、使って、何度も間違って、書いて』と日本語を覚えるのと同じで日々の積み重ね。日本語を喋れる様に成っているのも『無意識』では無く、小さい頃から母親が話しかけてくる言葉、大人が話している言葉、街中での雑踏で聞こえてくる会話等から覚えていっていると思います。産まれたての赤ちゃんからある程度の言葉が喋れる年齢(3歳〜4歳くらい)迄でそれだけの年月を費やしている。その時点で未だ幼稚園児の会話レベル。それから小学生に入り漢字を覚え、カタカナ、算数を覚えていくうちに言葉の語彙が増えて行く。
第二外国語を覚えるのに「30日で出来る。3ヶ月有れば日常会話はバッチリ」と言われる事も有りますが、否定はしないけれど「そんな簡単ではないよ。。。」というのが私の意見です。大きく成ってから第二外国語を覚えたりするので、小さい頃よりは母国語のベースが有るから学習スピードは赤ん坊の頃と比べたら早いハズ。
だけど、それは人それぞれだし、一度覚えても使わなければ忘れるのが『語学』。
私もここまで来たらコツコツと継続してやっていくしか無いですし、多少なりとも言葉をコンスタントに使う様な仕事に就きたいと考えています。
どんな事もそうなのですが、『向き・不向き』というのが有るかと思います。語学にも当然有りますので、翻訳業や言葉を第一線で使う仕事に使う人は極一部の方に向いているのかもしれません。
良く、「言葉を覚えるのであればどの言葉が良いですか?」と聞かれます。本当に一択にするのであれば『英語』でしょう。言葉は「先ず『英語』が喋れたら世界中の半分以上の方と会話が出来る」と思います。次に『中国語』。
また、「どうすれば効率的に勉強できますか?」とも聞かれます。これに関しては「一人一人違うから何が効率的かは分から無い。だけど、『喋る・聞く・書く』を少しづつでもやっていけば大丈夫」と。
『語学』は奥が深いというか、キリが無い学問です。話せる様に成ってもお互いの文化の理解、日々変化していっている言葉への追求、文法・単語・言葉に含まれる二重の意味への理解等。
残された期間を大事に使い、また「台湾と日本との情報交換、観光地紹介、渡航・滞在ノウハウ等を自分の出来る範囲内でやりたいな〜」と思います。