hisa日記

日本と台湾とのお手伝いを自分らしさを発揮してブログを通し、発信していけたらと思います。

全てが一回きりの人生ですよ

全てが一回きりの人生。高校を卒業して大学に入り、自転車競技生活を経て社会人を経験し、今は台湾で生活をして早9ヶ月を過ぎようとしている。

私と同年代の同級生を見ていると、結婚して子供が居たり、社会人10年目の大先輩が居たり(大学卒業して直ぐに働き始めたらそれ位ですね)、自営業をしている人が居たりと本当に様々。

そう、今、昔を振り返って、「大学を卒業して直ぐに勤め始めて暫くして結婚して、、、」と言う人生を歩んでいたら今は台湾には居ないと思う。逆に「台湾に来ずに昨年まで勤めていた会社で今年も働いていたら、それはそれでまた違った展開に成っていた」とも思います。今、日本で両親や兄弟・姉妹が過ごしている時間を僕が同じく日本で共有する事は出来ませんし、逆も然り。

私は既に20代での子育てを経験する事は出来ないし、逆に同級生からしたら『20代での私の様な海外での生活経験』は戻ろうと思っても来るもんじゃ無い。

今日という時間は振り返る事は出来ても、二度と同じ時間は来る事は無い。そう思うと「必然と偶然と、全てが重なり合っているなぁ〜」と感じます。

 

良く、世間で『時間とお金とを天秤に掛けると、どちらを優先??』と言う話が時々聞かれますが、私は「時間じゃないかな〜」と思う。先述の話の様に、同じ時間は二度と来ないから。だからもし、「コレをやってみたい!!」という事が、自分の周りの諸条件と照らし合わせて許されるのであれば、「やったほうが良いんじゃない?」と思うんですね。

あまりに無謀すぎる事は「少し考え直したら??」と言えるけれど、そうでなければ『思ったタイミングでやるべき』かもしれないですね。

ある程度の年齢に成ってくると居場所を決めてその中で生活をしていかなくてはならないです(これは台湾に来て感じた事)。それはある意味で必然的な事なのかもしれません。ですが、『こうしなければならない!!』と言った決まりは有りません。『会社勤めをしている、自営業をしている、働いている』事に対しては有る程度の制約が有ったとしても、自分の時間と言うのは制約を受けるべきでは無いし、働いている時間を除いて、自分の時間をどの様に有効活用するかは『自分次第』な気がします。

 

私は台湾へ来る前に凄く「本当に渡台して良いのだろうか?」と凄く自問自答しましたが、「年齢的に最後だろうし、コレを逃したら後はもう無いな。」と感じ、友人の「人生一度きり」という言葉に押されて『渡台』しました。

 

今、色々な事に悩まれている方には「自分に置かれた諸条件を考えるのと、人生一度きりと言う言葉とを照らして考えてみて」とアドバイスさせて貰いたいですね。

今の世の中、「どちらが正解か?」と言うものは本当に無い様に思います。

明らかにNGなのは有りますけれど、『50/50ならどちらでも有り』だと。