写真が伝える世界とは
写真を真面目に撮り始めてから1年余りが過ぎました。
きっかけは台湾に行って『iPhone』を購入した事と、お金が無かった事で日々の楽しみを作るという感じで自然と写真を撮り始めました。
フィルム時代はあまり記憶が無いのですが、家に有ったコンパクトカメラで24枚撮りや36枚撮りのフィルムを使って鉄道写真を撮っていた記憶が有ります。その頃は特に凝った事もしていなく、珍しい車両が通るという事で記録に残そうという感じの写真。フィルムも良い値段がしたし、現像も安くは無かったので、バシャバシャ撮る感じでは無かったです。(家にはコンパクトカメラしか無かったので。。。)
その頃の楽しみといえば、撮った写真を家族や親戚、友達に見せる位。
インターネットにアップロードする事も出来無い時代でしたから、多くの方に見てもらおうと考えると、写真展に出展する事ぐらいしか方法が無かった様に感じます。
その頃と比べると、今は写真の表現方法が凄くなりました。
携帯電話のカメラ機能も一昔前のカメラを超越していますし、この様なブログやホームページ、SNSサイト、インスタグラム等多くの方に気軽に見てもらえるし、情報発信が出来るツールが本当に増えました。
写真は見た瞬間に分かるツールや表現方法だと思います。芸術作品にもなりますし、自己表現の方法としても様々な発展性を秘めていると感じます。
色々な事が出来る様に成った写真の中で、『自分の写真はどういう立ち位置で発信していくのか?』がキーポイントの様な気がしてきています。
世界中でそれこそ毎日何億枚とも言える数の写真が撮られ、インターネットを介して世界中に流れているのが今の世界だと思います。
日本に居ながらにして、台湾・中国・香港・アメリカ・ヨーロッパ諸国の情報が瞬時に分かる。文章では伝えきれ無い情報を画像として伝える事が出来る。
この事は本当に凄いと思います。
しかしながら、誇張表現された加工処理された写真、組合わせられた写真等が多く作られているとも私は感じています。
私が写真を撮る上に置いて、一番大切にしている事は『見たままの感動を伝える事』。
人間の目は本当に優秀で、凄いと思います。ですが、それを言葉で伝えようとしてもなかなか感動が伝わりにくかったりします。そこで、写真の登場となる訳ですが、私は「今、ここに居ない人にも私が見ている光景をそのまま伝えたい!」という思いでシャッターを切っています。なので、帰宅して画像を見た時に「あの感動が写真に取り込め無かった。。。」と思う時は凄く悔しい。
私は写真の加工はしない派で、カメラで取り込んだ画像はそのままです。
これからもこの考え方を変えずに、日本と台湾の情報発信を写真を通じてしていきたいと思います。。