台湾旅行は是非南へ行ってください
「台湾へ行かれる人はこの数年で何倍に増えた?」という位になっています。
昨日、中学時代にお世話になった恩師の家へ行き、台湾の話しを。
恩師も十数年前に台湾へ行ったとの事で、思い出の写真等を見せてもらいました。
その頃の台湾は高鐵(新幹線)も無かった様で、台湾内はバスか台鐵(台湾鉄道)での移動だった様です。
今の様に台湾への渡航も近い国と言えど、「ツアー代金も高かったのでは無いか?」と思います。日本の多くの方が行かれる旅行先は期間の都合で『台北』が殆どで、ツアーでは駆け足の台湾一周が有るくらい。
2泊3日でしたら『台北』やその周辺の観光地へ行くのが最も良いプランです。
しかし、台湾と言えば最も訪れて欲しいのが『臺南』『嘉義』『雲林』『屏東』等の南部地域。東の方『花蓮』『台東』等も訪れて欲しい地域なのですが、台湾の東側は交通の便が本当に悪いので、1週間程の期間が必ず必要に。
台湾の南の地域であっても5日間位は欲しいところですよ!!
「南部方面の何処が良いのか?」と言うと、私が伝えたい『生きる』って事が分かるから。
『臺南』の市内を歩いて貰ったら分かりますが、昔からのお店が有り、昔から続いている商いの仕事、着飾ら無い生活風景が見えるのです。
朝の7時〜8時迄の間にはバイクや車の数が増えて、出勤時間、通学時間。
朝食屋が道路沿いに現れ、お気に入りのお店で朝食を買って会社や学校へ。
(会社や学校で朝食を摂る人が殆どです。良い悪いは別にして。。。)
その時間が過ぎると商店の開店準備が始まり、街や市場には主婦の姿が。
昼頃にはお昼を食べる姿の人で店舗が賑わい、仕事場や会社では昼食を食べる姿が至る所で。(昼食・夕食はキッチリと時間を守って食べている姿が有りますよ)
夕方は17時頃に一斉の帰宅時間を迎えるので、高中生(日本でいう中学・高校生に当ります)は通学バスで、上班族(サラリーマン)はバイクや車で一斉帰宅。
夕飯は夜市や飲食店で食べてから帰宅したり、持ち帰りを家で食べたり。
朝は公園で太極(太極拳)や跑步(ランニング)、ウォーキングをする人が多かったりし、夜は補習班(日本語で言う塾です)に行く学生や生徒、体育館でスポーツをする人等が居るという感じの日常。
日本でも同じ様な生活パターンですが、台湾の方は『食べる』『働く』『寝る』『遊ぶ』って事が凄くハッキリしている。
台湾では臺南市内や様々な場所に『廟』(神社・寺)が有り、時間が有ればお祈りをする姿も。
観光地でもある臺南ですが、観光地の近くであっても洗濯物が外に干してあったり、月に2回はお店の前で神様にお祈りをする光景、閉店時間には有無も言わさず「閉店時間なのでスミマセン。。」と言いに来る。
毎日朝5時から空いている牛肉湯(牛肉スープ)のお店や夕方から夜中中営業している豆腐屋さん等、それはそれは「生きるってこうなんだよな!!」と思わされる事幾度も。
画像も多く撮り貯めて来ているので、徐々に紹介していきます。
臺南に在る『林百貨』。昔は百貨店。今は台湾の産物を扱っているお店になっています。