台南の赤崁樓
台湾の南の都市『臺南』。日本語では『台南』とほぼ100%の割合で書きますが、現地では『臺南』と書く事の方が多いかも。
日本からのツアーで臺南に寄る場合、最も訪れる事が多いのは『赤崁樓』。日本語では『セッカンロウ』と言われています。
ここへ個人で訪問するのは台鐵(台湾鉄道)の台南駅から臺南公車(台南市営バスの88番線)で行くのが良いかと思います。タクシーでも良いですよ〜
台湾のタクシーは非常に安いです。この事はまた次回に書こうと思います。
(歩いても行けない事はないですが。。。)
ここは台南が台湾の第一首都であった時代、政府の機関として使われ、オランダ人との抗戦が有った時などの講話に使われたりしてきました。
今の首都は台北ですが、台湾の初めての首都が置かれた都市は『臺南』なんです。
二個目は??(これもまたブログにアップしますよ〜)
日本でいう寺子屋も赤崁樓の敷地内に有り、当時を偲ぶ事ができます。
今の赤崁樓は建て直されているので、当時のものでは有りませんが、建物の北側(小学校がある部分)に当時の壁が保管されております。
そして、現在の入り口ではなく西側の方に本来の入り口が有った事を示す記載が書いてある案内板が有ったりします。
初めて台湾・台南へ来られた方は、初めてここを尋ねられますと「台南ってこんな雰囲気なのかぁ〜」と思われるかもしれません。
南国らしい建物の建て方、陽の当たりや風がユッタリと吹き抜ける様子にフッと張っていた気が抜けます。
旅行で来られた方はバスでしょうから、赤崁樓周辺の散策位しか出来ないと思いますが、周りには人気のお店も有りますので訪問してみて下さい。
「昔はこの赤崁樓の直ぐ際まで海だった」と聞いた事が有ります。
今はこの地で潮騒の音を聞く事は出来ず、数キロ西側に行った場所に海岸が有りますが(次回に海岸への行き方も記載しますね)、そういう昔の街を想像してみても良いかもしれません。
金曜日の夜や、土曜日の夜は臺南に住んでいる方がコンサートをしていたりと、自分達なりの活用方法で施設を上手く使っています。
観光地なので、観光地らしい勧誘が若干有るのは否めないですけれど、施設内に入るとその雑踏からは嘘のような落ち着いた雰囲気。
入場料は全票(大人)50元。(日本円で200円程)半票(子供)25元(日本円で100円)。台南に住んでいる人や台南の学生は免費(無料)になります。
台湾で学生をしている人も学生証を持っていくと無料になるか?軍公教票の40元位になるかもしれません。(未確認です。。スミマセン)
空いている時間は朝の8時30分〜夜の22時迄。(時間短縮や臨時休業の可能性も有)
台湾の施設に行く場合は台湾の祝日・ギリギリの時間は避けて下さい。
ギリギリだと直ぐに追い出されますよ(笑)。
また、台湾の祝日(旧正月、清明節等の公休日)は例外を除いて殆どが休みに成ると考えておいて下さい。
南国らしい色彩と彫り。