結婚をする友人達をみて、わたしは??
私の同年代は既に多くの方が結婚されたりして子供もいる状態。
昔と違って30代や40代に成ったから『お見合いして結婚』とか、『なんとしても結婚しなければ』と言うものは無い時代です。ですが、「将来的に結婚をするのであれば、早い方が良いだろね」とは思います。
此ればかりは自分1人だけの問題では無いので、難しいですけれども。。。笑
私が40歳や50歳に成って結婚をして、それから子供が出来たとなると、子供が成人に成る頃は既に60歳や70歳以上。現代社会で60・70歳は未だ未だ現役の世代ですが、亡くなられる方も出てくる世代。仮に、私が結婚をして、30歳以降に息子・娘が結婚するとなると、私の歳は70歳以上に。。。笑
中学や高校時代の同級生達は結婚している人が多いですが、大学や社会人に成って知り合った人達は結婚に至る気配も無い人多数。
そういう私達に共通している事項として、一つ目は『経済的な理由』、二つ目は『未だにやりたいことが山積』、三つ目は『結婚後の生活と今の生活の見通しの不確定さ』等が共通して挙げられます。
良く「結婚したら何とかなるんだよ」という話しもされます。「確かに、何とか成りそうな気もする」という思いと、「本当にぃ〜??」という思いが有りますね。
『経済的な理由に関して』
今は男性だけの収入では成り立たなく成って来ているので、パートナーとのダブルインカムで家庭が成り立つ時代。夫婦2人だけの生活ならば、ダブルインカムでの生活は1人で生活するよりも良いかと思います。
しかしながら、子供が出来るとなると今の日本の社会では女性が働き続けることは今だに難しい。(主婦・主夫共にどちらかが時短労働等の選択を)そうなると、男性の収入や女性だけに頼らなくては成らなくなる。
現代社会で、「夫婦の生活と子供1人〜2人を世帯主の収入で賄っていこう」と考えると年収では最低総支給額400万円以上は有った方が良いですね。
理想はこの年収以上ですが、殆どの方は年収300万〜400万の間で働いていると思います。子供には幼稚園から小・中・高と学校には行かせたいし、大学に行きたいので有れば経済的な理由で拒むことはしたく無いと言うのが親心でしょうか。
結婚はしたいけれど、出来無い方の理由の一つには『経済的な理由』が非常に強いです。
『自己のレベルを上げて、もっと収入を上げれるようにしたら良いのじゃないの?』という意見も有るでしょう。
確かに「ごもっともな意見」です。
社会人で働いている方なら有る程度解るかと思いますが、今の日本社会は転職に寛容に成りつつあると言えど、永続勤務を前提としての雇用形態。
「転職に肯定的か?」というよりかは「否定的な見方」をされる方がいまだに根強い。
また、実際に働いていると8時間以上を仕事に関わる時間として費やし、家の用事や食事、入浴、就寝に使うと24時間はアッという間。
「年収アップはしたいけれど、今の生活をしていく事に必死」と言うのが現状ではないでしょうか??
現在300万円〜400万円の年収の方が、転職によって400万以上の年収にアップする事はゼロとは言わないものの、少ないでしょう。
日本社会全体の底上げが必要です。
『やりたい事が山積』
独り身でしか出来ない事と、結婚後にも出来る事の両方が有ると思います。
何かの選択(ここでは結婚ですが。。)をすれば、他の選択は退けないといけない事は事実で、両方を選択する(出来る)のは稀でしょう。
その不選択の選択を独身者の私を含めて捨てきれない(優先順位を後退させる事が出来ない)という事が結婚が出来ないもう二つの理由。
三つ目の『結婚後の生活と今の生活の見通しの不確定さ』
これは一つ目の課題にも共通しますが、仕事が安定していない事もあって、『将来的に養っていく事が出来るのか?』という点と、社会情勢・雇用情勢が不安定で有るので、『何時なんどきどうなるのか、パートナーや子供に対してビジョンが示されない事』が有るかと思います。どの世代の方も、不安定な生活をしたいとは思わない。
『安定して働ける企業へ就職したい。仕事をしていきたい。』、『家族に不自由な暮らしはさせたく無い。』、『家族が居たら、共に共通の時間を過ごしていきたい。』等、誰しも想いは共通のはずです。
それが見え無い不安定さが、結婚から遠ざけている様にも思います。
どの世代の方、社会人として働いている方、どの世代問わず現状よりは良い方向へと誰しも考えています。私も父母が良い年齢に成ってきていますので、中学・高校・大学の時とは考えなければ成らない、違う問題も増えてきました。
結婚が出来ないという問題は少子化に繋がり、ゆくゆくは国の人口が減少(現在既に始まっておりますけれども)に繋がります。人口の減少は国力の衰退に繋がります。
中国の本土で行われていた『一人っ子政策』も国力の衰退が目に見え出した事から、方向転換の舵取りをしました。
結婚・晩婚化の問題を一つ取り上げても日本が抱えている問題点が見えてきます。
また、「私達自身が今後どの様にしていきたいのか?」も問われているのでしょう。
来月は雛祭り。