羨ましい、だけど疑問もある
最近は本当に皆さん色々な商売をされている。
その中で、ネット系の商売をしている人は本当に多い。数十年前だと、商売をしようと考えましたら、店舗を構えて行うのが真っ当なスタイルでしたが、今は店舗が無くても商売は出来る。
私の知っている友達にもそういう事をしている人がいて、「数十万、数百万、数千万儲けている」と偶にSNSなんかを通じて発信がされておりますが、「本当にそうなのか??」と疑問が有る。
実際にそうなのかもしれないのですが、商売って黙っていて勝手にお金が転がり込んでくるもんでは無いと思うんですよね。
ネット系の商売をしている人は、「リスクが無くて、少額投資で途切れる事無く収入確保」なんていう謳い文句が大方。
上記の事が本当に出来ているのかもしれないけれど、商売の考えからしたら「あり得るのか??」と思います。
物を販売する商売ならば、在庫リスクを抱えるし、自己資本が有る程度無いと出来ません。知識を売る仕事ならば、単価は高くても需要が常に有る訳でも無いし(分野による??)、準備等も有るので実質単価は下がるでしょう。
芸術の分野の仕事でも、自分の能力を発揮する事は出来たとしても、「それが求められているか?」はまた別で、作品が売れるか売れないかになると思う。
で、ネット系の仕事をしている人が言う事は「そういうリスクがゼロで、始めれるよ〜。ここに登録してね。儲ける方法教えるよ〜」って。
疑問なのが、「儲けれる仕事をわざわざインターネットで公表するか??」と思うし、「何故登録??」というのも疑問。
ネット系の話で良く言われる事が、『アリフィエイト』。
広告収入ですが、この話は俄然納得が行く。何故ならば、広告からマージンを頂くのはあって当然の事。
ネット系の仕事に共通するのが、この『登録してね』というやつ。
私は深く探る事が今は出来ていませんが、「この『登録』ってのにキーポイントが有るのではないか??」と思っている。
ネット系の商売からいうと、ポイント・マイレージなんかもネット系に繋がる記載。
ポイントを貯めて現金化、マイレージを貯めて無料旅行とかいうもの。
私は飛行機が好きですが、マイレージを貯めようと考えると結構ハードです。
基本は飛行機に乗って貯めるのですけど、『陸マイラー』と言われている人は飛行機に乗らずに貯めていく。飛行機に乗ってマイレージを貯めようとすると、今はどこの航空会社もマイレージの付与にシビアになってきていて、中々貯まりません。大体、年間に50回位乗ってやっと1年間で使えるマイレージが貯まる感じです。
その中で、
『陸マイラー』の基本は『買い物』。
まぁ、買い物で貯めるのは年間のカード決済額が300万円、500万円とか無いと、100万円位では気の遠くなる地道な作業になってきます(ポイントが無いよりはマシですが、飛行機に乗るよりは効率が悪いです)。
しかし、ネット系でマイレージの事を言われている方はそれまた「1年間で100万マイルで、ハワイに毎年無料旅行。しかもファーストクラスで」なんて言うもの。
これまた、「どういう仕組みで貯めているのか??」とかなりの疑問。
どうも、こういう事をしている人が行っているのが、ポイントサイトから手当たり次第に申し込みをしてポイントを獲得し、マイレージに交換している事と、自分のブログからカードを作って貰ったりしてのマイレージ獲得(アリフィエイト)がどうも有る様です。(友達紹介プログラムって物だと思います)
実際にこれらの事をしている人達は居るのだと思いますが、航空会社もポイント会社も無料で旅行をしたりして貰う為のマイレージ制度では無いので、自分の会社が赤字になる事は決してしませんよね。(上記の人達が増えたら、改悪に成るのは必須)
そうなると、ブログでこういう事を書かれている人が、『儲け方・稼ぎ方を教えます』ってのは、本当に疑問でしか無い。
ですが、本当に記載をしている本人達が「毎年ファーストクラスで旅行」、「継続的な収入が有るので、会社員として働かなくても大丈夫」ってことには羨ましさと憧れも確かに存在する。(働きたくないと言う訳では無く、そういった費用は生活費とは別で考えたいから)
働いていて感じるのが、「勤め人だと所詮、給与は決まりきった額だから、高望みは出来ない」って事。しかし、その分保証はされている。
自営をしたら、給与の保証はされていないけれど、給与の上は青天井。
『どちらを望むか?』はその人次第ですが、勤め人ならば生涯金額3億円と昔は言われていた様に、それに近づける額を頂きたいし、自営をするのであれば40年、50年と出来る様な給与は多少低くても後世に残す仕事をしたいと思う。
自営業は定年が無いのがメリットです。今や会社員で60歳定年は古くて、65歳・70歳迄働かないと生活設計が難しくなってきています。そういう意味では、早くから自営業をする事は良いかもしれません。