言葉を使って会話をしましょう!!
大阪では昨日『桜』が開花した様です。おおよそ1週間〜10日前後で満開になるとの話し。この満開も都心部での話しですから、近畿地方の北の方へ上がれば満開のタイミングは後・後へズレて行きます。
4月1日で日本は新年度の幕開け。仕事や学校、社会システムも新しい年という感じで新たな一歩を踏み出す人が多数になりますね。
それはそうと、つい先日に都会へ出ていた際に気になった事が有りました。
何かというと見ている限り『お礼』を言う人がほぼゼロだったから。
たまたま働いている人と利用者とが近くで接する、公共の乗り物に乗りました。
職員の方も正確に規則正しく働かれていて、私は降りる際に「ありがとうございました」と当たり前の様に声をかけました。
それに対する返事は働いている方から無かったものの、(まぁ、気にする事でも無いですし、特に思いませんが)他の利用者の中に「ありがとう」と発する人が見る限りゼロだった事に驚きました。
確かに、働いている方はサービスを行う事が仕事ですし、それによって給与を貰ってられるので、「貴方達の仕事はそれですよね」という見方をすればそれまででしょう。
だけど、私はそうは思いません。
人に何かをしてもらったり、道を教えてもらったり、手伝って貰ったり、電車に乗ったり、飛行機に乗ったりした際に、ドライバーや関わっている人と接する機会が有るので有れば「ありがとう」と声は必ず掛けます。
お金を払ってサービスを受けた時も、物を購入する時も必ず「ありがとう」は言います。
台湾では『謝謝』ですが、台湾の人って常に『謝謝』と言っているくらい日常的に使います。その言葉が日本では聞こえ無い。
「ありがとう〜」っていう言葉に限らず、食事の時の「いただきます。」や「ごちそうさまでした。」等は当たり前に出てきても良いのでは無いでしょうか??
「こんにちは〜」「おはようございます〜」「こんばんは〜」「お元気ですか〜〜??」と言う、日常使う何気無い言葉。
台湾に住んでいたから、台湾と日本とを比較してしまいます。
その際に、日本は凄く静かな国と思います。電車でも街中でも、お店でも、都会の真ん中でもとにかく『静か』。
それに比べて、台湾は中国本土と比べたら未だ静かと言われていますけど、日本と比べたら『ワイワイガヤガヤ』は常に有ります。
日本ではスーパーのレジでも会話が有りません。。
最近は『レジ袋が不要』という意思表示を示す為に、予めカート内に不要カードを入れるスーパーも有りますよね。。。
日本で家電を売っている販売店でも、店員さんと常にやり取りをしている人は、今では外国人が大半です。
海外ではスーパーのレジでも何かの会話をします。面倒だとは決して思いません。
家電量販店でも、今やどの販売店でも商品の説明書が事細かく書いてあり、店員を呼ば無くても買い物が可能。。。。
『私達日本人はそんなに無口でしたか??喋るのは駄目・無駄な事なのでしょうか??』お礼を言う事は恥ずかしい事じゃ無いと思います。
今は海外からの旅行者で日本の国は空前の利益を上げつつあります。
その一方で、「海外からの人はウルサイ。面倒」という声も聞かれます。
だけど、人間は喋る生き物だと私は思いますから、「言葉を発してナンボ」って考えます。阿吽の呼吸で会話をする事に慣れた日本人同士は、言葉を発する事は億劫に成りつつあるのかもしれません。
しかし、海外の人からすれば、黙っている事は『物事を考えていない・関わりを持ちたく無い・無関心』と思われる事は必須です。
海外へ行くと、『海外の人は言う事は言うけれど、相手の意見も確り』と聞く。
その上で判断をする。
日本人は
『感謝の意を伝えるのは頭を下げるだけでは無く、言葉を発して始めて伝わると意識すべきだ』と思います。
大阪南港に停泊中の『新鑑真号』。
これに乗れば上海へ行けます。一度、上海や北京に行ってみたいですね〜〜