サイクルモードを終えて
先週の3日からサイクルモードの為に東京へ行ってました。私は、イタリアのサドルメーカーである『B−PEOPLE』というブースに立っていましたが中々の反響でした。
カーボンサドルが売りのメーカーなのですが、デザインはイタリアだけあって流石というものでした。
3日間の開催中で人の入り具合は昨年とほぼ同様だったようで、各ブースともそこそこの賑わい。
怒涛の5日間を過ごしてきたのですが、このショーを終えて思ったのがメーカー・卸売業・小売店・ユーザーという関係でした。
また、自分の今置かれている状況に対してもいつもとは異なった視点から見れた気がします。
というのは、それぞれの場所・時間・年齢その他諸々の時々に応じた身なりや生活スタイル、自己生活能力などが問われてくると感じました。(別段特に変わった服装や身なりをしていたのでは有りません)
学生ならともかく、TPOというものが明らかに言われる世代に突入してきているしそれなりの価値観を求められる年齢なんだなと感じました。自転車を続けるにしても今回のサイクルモードで、「秋山に対してはもう選手として買ってくれるチームってのは殆ど有り得ない。もし、どこか遠征に行くとしても自費でというのは当たり前だしそれだけの気力・気迫が秋山に備わっているか??」と問われた事が有った。確かに、気迫や気力に面に関しても以前よりは大分落ちてしまっているし、自分自身の中に安定を求めるようには成ってきていますね。
今回の関東出張の際に、昨年知り合った方にお会いしたのですが来春から就職して一人暮らしを始めるとの事でした。
実家暮らしが悪いとか云々は議論出来ないですが、一人で自分の生活を切り盛りしていくというのは遅かれ早かれやらねば為らない事実です。今私は実家暮らしで言ってしまえば身の回りの事は(家事全般は)勝手に片付いているといった状況で、普段の生活に別段苦労している事は有りません。しかし、これが当たり前と思っていたら大間違いなのは分かっている事で何時かは出ていかなければなりません。
こんなことを書くのも、今日、私の同期の奴が「今、家を探してんねん。箱ものをね。」と言ったとき「ドヒャー!!」という感覚に襲われました。
そんなバブリーな奴も今の時代珍しいのですけれど、考えてみればその方が歳を取ってから家を購入するより合理的かも知れません。
そのような話を聞いたのと、サイクルモードを終えて帰ってきたこともあって「こりゃ〜何とかせにゃならんぜ」と思ったんですね。
まだ次にやりたいことって見つかってませんけれど、自分で生活していける能力は早急に見つけないといけないです!!