hisa日記

日本と台湾とのお手伝いを自分らしさを発揮してブログを通し、発信していけたらと思います。

しておいた方が良い事

台湾に滞在して、しておいた方が良い事です。
「何故、しておいた方が良いのか」という表現に成るかと言うと、『義務』では無いから。
ただ、何かと便利に成るので『しておいた方が良い』という表現にしました。



1つは『在留届』
これは台湾に限らず、どの国に行っても滞在が3カ月を超えるので有れば出す方が良いです。日本の外務省に「私は今ここで滞在しております。」という申請に当たるもので、日本の住民登録に近い物が有ります。
3カ月という一定の基準が有りますが、治安の不安定な地域とかでは短期滞在でも提出しておいた方が良いかもしれません。

「この届け出はどういう役割を果たすのか??」ですが、万が一その国が戦争を起こした場合や内戦・疫病の蔓延・邦人に対してのバッシング等が激しくなってきた時に帰国要請・手配、安全確保等の連絡がいち早くされる事が挙げられます。

ニュースで有る様に『中東に滞在している邦人に対して帰国要請』と出て、政府専用機が飛んで行きましたよね。
この際、『邦人○○人』と出ましたが、この人達が『在留届』を出していた人達若しくは政府関係者の方々と推定されます。
出していない人に対しては日本政府が把握できないので、行動が出来かねない。
なので、いざという時の為に提出はしておいた方が良いです。


2つ目は『中華民国統一番号』の作成。
台湾では幼児から大人まで国民に対して『統一番号制度』を作っています。これは滞在を行う外国人に対しても発行してくれます。
1ヵ月位の短期滞在では要らないとは言えますが、有った方が『中華民国・台湾としてその人間を把握している』という証明に成るので作っておいた方が何かと話が楽に成ります。
これは『移民局』と言う所に行って、作成します。パスポートだけが必要です。その他写真や金額などは必要ないです。
A4サイズの紙1枚なのですが、そこに『統一番号』が書かれています。その紙が発行されたという事は、中華民国の電子データに載ったという事に成ります。この紙ですが、銀行口座を開ける時や行政機関に何かを申請する時、はたまた『証明書は??』とパスポート以外の物を見せる様に言われる時等に有効です。なので、パスポートの次に大事な物の1つとなるでしょう。
移民局は大きな地域に住んでいれば殆どの町に有るかと思います。台北・台中・台南・高雄は必ず有るでしょうし、台湾の東の方の町(花蓮・台東等)にも有るとは思います。←確認していません。


3つ目は『銀行口座の開設』
銀行口座ですが、「銀行か郵便局かどちらで開ける方が良いのか??」は確実に郵便局でしょう。
と言うのも、日本でもそうですが『郵便局は何処でも有る』と言うのが理由です。
銀行ですと都市圏はいたるところに有りますが、地方へ行くと見当たらなかったりする可能性が有ります。
また、荷物の宅配業務など総合的に様々な業務を行っているのが郵便局ですし、『郵便事業』と言うのは万国共通ですので各国間で業務に当たっている人同士の障壁が少ない様に感じます(物流部門等)


しかし、この『郵便局で口座を作る事』は結構大変です。
先ず必要なのが『印鑑』ですが、フルネームが必ず必要となります。「サインでダメなのか??」と聞きましたが、ダメでした。
日本もそうですが、こちら台湾でも『印鑑社会』です。
フルネームの印鑑なんて日本でなら『実印』をする判子レベルですが、それが求められます。
日本で作って来ても良いですし、台湾で作られてもどちらでも構いません。
早く作ってくれるところは1時間も掛からない様ですが、私は1日掛かりました。金額は600元。日本円で2400円位。
安い所は100元位で作ってくれる様ですが、「何個も何個も作るものじゃないし、日本へ帰国したら『実印登録』の判子として使おう」と考えていますので有る程度の金額を掛けました。
その判子とパスポート、先ほどの『統一番号』、入金金額(100元でも10元でも可能)を持って郵便局へ。
本局よりは街の小さな郵便局の方が良いです。と言うのも、来局者が少ないのでユッタリと仕事をしている為です。(口座開設に大体1時間位掛かるから)
あとひとつ必要なのが、賃貸契約書。こちらも、実際に住んでいるのか否なのかが確認されます。

私の場合はワーキングホリデーでは有るものの、『留学』と言う事で一応学校には行くのでその旨を伝えて作りました。(担当者も留学=現金持ってるよね〜)みたいに思ってくれるので。


しかし完全にワーキングホリデーでホリデー要素が強い場合は理由を述べる際に気を付けた方が良いです。
仕事も無し、勉学も無し、完全にリフレッシュ休暇となると口座を作る側も「この人がこちらに来ている理由はどういう意味なのだろう??」となります。「確かに現金を持っているんだろうな」と想像はされますが、「海外に滞在する理由が分からないし、リフレッシュなら母国でも可能じゃないの??」となりますから、今度は『マネーロンダリング』を想像されます。
作る側もやはり法的に引っ掛かる事はしたくないので。
20代でも後半位になってきますと何処の国でも普通は社会人として働いている年齢です。
まして30代に成ると『バリバリ現役』ですよね。その年代の人がフラフラしているとなると正直な話し「????」となりますよ。

書類も重要書類等は一式持参して作りに行って下さい。必要な物は『判子(フルネーム)パスポート、統一番号表、住所が記載された賃貸契約書』ですが、何を言われるか分かりません。そうすると出直しになるので。。。


この銀行口座開設の際に暗証番号とATMカード等の作成を聞かれます。カードの方は後日取りに行く必要が有ります。約5日位(1週間程)で出来るようです。
銀行口座が出来ますと、現金の管理がしやすくなるので気分的に楽ですね。


次に『携帯電話の開設』です。
昨今は携帯電話が無くては話に成らないとまで言われる社会です。この電話開設ですが、一番楽に開設出来るのは『空港』です。
『空港』は本当のド短期滞在から長期滞在まで様々な人が、様々な理由で出入りする場所です。
よって、身分証明書はパスポートだけで良いというのが先ず第一メリット。
こちらの携帯電話は『SIMカード』を購入して、それが電話となります。日本からの渡航者はプリペイド式を利用するのが90%以上でしょう。私もそうですので。
日本で使われている携帯電話が『SIMフリー』でしたらそれをそのまま持ち込んで、空港内で担当者の人に設定をして貰うのが一番早いです。『SIMフリー携帯が無い』となった場合、本当の短期滞在でしたら国際ローミングサービスで対応しましょう。
『国際ローミングは高い』と言われますけれど、2泊3日や3泊4日の滞在で現地携帯購入・回線開設は必要無いです。
観光の短期滞在で来ているのに、1日中携帯電話を触っている時間なんて正直無いでしょうから。

渡航国で1日使い放題が出来る電話通信会社を固定で接続したら掛かっても約3000/日でしょうか。3日間滞在で約9000円、4日間で約12000円。その辺は自己判断です。
空港でSIMカードで電話番号が作れましたら、次にはインターネットの契約。
30日型とか1週間使い放題型等様々なプランが有るかと思います。これに関しても、自分の生活スタイル次第です。

料金は流石に現地で作った方が安いです。SIMフリー携帯を持ってない場合に購入となると機種によっては高いですからその辺も自分の生活スタイルを考えて購入して下さい。


大体ここまでが中長期滞在でしたらやっておきたい事柄。

で、滞在自体が初めて若しくは過去に数回だけでしたら観光地巡りをスケジュールに組み込んでいきましょう。
私の場合は過去に殆ど巡っているので、急いで組み込む事はしていないですが、初めてな人や数回の方はスケジュールを決めて計画的に行動しないと勿体無い事が多く成る様に思います。
3カ月滞在でしたら観光地巡りをしているとあっという間じゃないでしょうか。
1年間の滞在予定で有る私の場合も、語学学校のパターン次第では後半に観光地巡りを詰め込む感じになってきます。


台湾と日本とではJAFの発行する中国語翻訳文の運転免許許可証を持っていればこちらで運転が可能です。
しかし、バイク・自動車の運転マナーが良いとは思えません。また、「正直こちらの風習や習慣等がどうなのか??」がまだ掴みにくいですし、最悪な事になった場合に事態の収拾が出来かねるので、もう暫く様子見にしたいと思います。


日本人に近い国『台湾』と言われますし、かつて日本に統治されていた時代も有ったり、親日の人も多いですので比較的楽に生活は出来るかと思います。
が、どういう理由付けをするにせよ『外国』なのは間違い有りません。

幾ら日本と近いとはいえ、自己防衛・健康面・生活面の管理等は日本とは違います。日本では当たり前の事が当たり前では無かったり、逆に「台湾の方って強いね!!」と感心する事が有ったり様々です。



日本に住んでいると「日本社会って変化に乏しいし、活気が無いよね〜〜」と思ったりしますけれど、実はそうじゃないんですよ。


次回はそういう事を書きましょう。